遺産相続を行うにあたって費用はどのくらいかかるのか？
自分で相続手続きを行う場合にかかる費用
相続手続きを弁護士や司法書士などの専門家に任せず、自分で行った場合の費用はおよそ3,000円程度とされています。手続き費用の内訳は、相続に関する書類を発行するのに必要な費用です。遺産相続の規模が小さい場合、自ら手続きを済ませて少額で済ませてしまうケースもあります。
しかし、相続人の規模や遺産総額が高額になるほど手続きは複雑になるため、自分で相続手続きを行うのは困難となることが多いです。相続の規模が大きいものは、専門家に任せることをおすすめします。
弁護士に手続きを行ってもらう場合にかかる費用
弁護士に遺産相続の手続きを行ってもらった場合、費用は依頼者の経済的利益によって変動します。手続きの複雑さや相続した遺産の総額によって弁護士への成功報酬が変わるため、最終的な費用は数十万から数百万とブレ幅があるのです。
遺産相続は規模が大きくなるほど費用が掛かり、書類作成や申請の範囲という工数が少ないものほど少額に収まります。明確に費用を計算するなら、弁護士に相談して費用の見積もりを出してもらいましょう。
司法書士に手続きを行ってもらう場合にかかる費用
司法書士に依頼した場合、弁護士に依頼するより少額で収まるケースが多いです。依頼する司法書士事務所によって設定されている費用が異なるため、司法書士の実績や地域によっても変わることがあります。
一般的な相場は約10万円以内とされていますが、取り扱う戸籍の数や不動産価値によって費用が増額することもあるのです。相続する財産の種類や相続人の数など、遺産相続の規模によってかかる費用が増減します。相談の際には、司法書士に必要な費用の見積もりを出してもらいましょう。
